ローランドⅤ

Damien Gula 更新日: 2021 年 10 月 19 日 12:03 PM 投稿日: 2021 年 10 月 19 日 12:00 PM ET カテゴリー: ハードウェア レビュー 0

コンテンツクリエイターやスチーマーの皆さんに質問があります。

入力デバイスが入力以外のこともできたらいいのにと思ったことはありませんか? もっと制御し、より深いカスタマイズをしたいと思ったことはありませんか? 通常のセットアップとは異なる場所でコンテンツを作成したいと思ったことはありますか? これらの考えを組み合わせたことがあるなら、おそらく、控えめに言っても、オプションと費用が法外に高額である可能性があります…そして、それはロケ撮影のアイデアさえカバーしません。

「ハードではなく、よりスマートに仕事をする」というモットーがテクノロジーの進歩によって実現する時代において、プロオーディオとビデオの巨人であるローランドは、V-02HD Mk II ストリーミング ビデオ ミキサーであなたのアイデアの束縛を解き、よりクリエイティブなコントロールを引き継ぎたいと考えています。

このビデオ ミキサーがコンテンツ作成の武器に欠けている部分であるかどうかを確認してみましょう。

* VESA DMT バージョン 1.0 リビジョン 11 に準拠。

※本機のフレームレート設定が50Hzの場合、800×600～1400×1050の出力リフレッシュレートは75Hzとなります。

※非圧縮形式(YUV2)、圧縮形式(Motion JPEG)に対応。

※1 フレームレート(USB OUT) = 59.94Hz

※2 フレームレート(USB OUT) = 29.97Hz

※3 フレームレート(USB OUT) = 50Hz

※4 フレームレート(USB OUT) = 25Hz

ブランドに詳しくない方のために説明しておきますが、ローランドには制作分野における革新の遺産があります。 ローランドは、コンサート ホールや礼拝堂向けのオーディオおよびビデオ ソリューションの提供から、最も象徴的なシンセサイザーやドラム マシンの開発に至るまで、1970 年代からこの分野に携わってきました。 この専門知識をもとに、ローランド プロフェッショナル A/V は、小型フォーム ファクター内で強力でプロフェッショナルなビデオ制作の可能性を提供する、マルチフォーマット、マルチ入力のビデオ ミキサーである V-02HD Mk II をリリースしました。

最大 1080p60 信号をキャプチャできる 2 つの HDMI 入力と、それに対応する 2 つの HDMI 出力を備えた V-02HD Mk II は、単なるビデオ インターフェイスではありません。 USB 3.0 Type-C経由で接続されたV-02HD Mk IIは、コンテンツ作成をしながらコンテンツ作成を制御するための低遅延デスクトップコンソールとして機能します。 そして、それはまさにローランドが好む方法であり、創造的なプロセスを強化し、クリエイターが自由に創造できるテクノロジーです。

この高い目標を達成するために、V-02HD Mk II にはクリエイターを支援する多数の機能が組み込まれており、そのレイヤーはさらに奥深くなります。 V-02HD Mk II には、ビデオ エフェクトをはじめ、コントロール層を備えた 4 つの主要な内蔵エフェクトが搭載されています。 表面的には、信号ソースをミックスしたり、その間でワイプしたりするためのトランジション、カスタマイズ可能なピクチャーインピクチャーモード、強力なキーヤーを備えていますが、視覚効果のフルメニューもあります。 センサーブロックからカラー化まで、V-02 HD Mk II はこれらのオプションを採用していますが、そうでなければ貴重なシステムリソースを使用して、キャプチャしている画像を最高のものにするのに役立ちます。

そして、それはただのビデオです。 ローランドはプロオーディオ分野での経験を活かし、チャンネルごとにリミッター、コンプレッサー、ディエッサー、リバーブなどの無数のオーディオエフェクトとともに 2 つのオーディオ入力を搭載しています。 V-02HD Mk II は最大 8 つのシステム プリセットを保存して、その場で調整できることにも触れましたか? そうそう、フットスイッチ（別売り）を利用してユニットを制御することもできます。

それでも十分でない場合は、Roland のソリューションである AeroCaster Switcher を使用して、さらに多くのカメラをミックスに追加してください。 この強力な iOS アプリは、ユニットの HDMI 入力の 1 つを利用して、WiFi 経由で最大 4 台の iPhone を V-02HD Mk II に接続し、ビデオキャプチャの可能性を高めます。 AeroCaster Switcher 内で、ユーザーはビデオ ソースがどのように連携するかに関するテンプレートを作成したり、ビデオ ソースがライブでないときにどのように動作するかをプレビューしたり、その他多くのことを行うことができます。

V-02HD Mk II がどのようなもので、何ができるのかについてはほんの表面をなぞっただけですが、少し時間をとって、V-02HD Mk II の使用感についてお話しましょう。

Roland V-02HD Mk II のセットアップは、箱から出した時点では少し興味深いものでした。 そして、興味深いというのは、デバイスが適切に動作していることを確認するのに必要以上に時間がかかったということです。 適切な動作に必要な 1 つの重要な機器が同梱されていませんでした。それは USB 3.0 ケーブルでした。 幸いなことに、いくつかの USB Type-C ケーブルをテストした結果、私の隠し場所から SuperSpeed と評価されたケーブルを見つけました。 その後は、シグナルチェーンの観点から見ると、残りは非常に簡単でした。

他のことをする前に、システム メニューを調べて、各調整がどのように機能するかを確認したいと思いました。 モニターをプレビュー出力に接続すると、メニュー システムの操作は非常に簡単になります。 単一のノブを利用するだけで、ニーズに合わせて設定を選択および編集できます。 私は後になって、これが iOS アプリからも実行できることを発見しました。 アプリのユーザー インターフェイスは少し最新で使いやすくなっていますが、メニューを探していくのはそれほど扱いにくいわけではありません。 そして、ハンズフリーにするしかありませんでした。

初心者ミュージシャンの私は、たまたま機材コレクションの中に、V-02HD Mk II で動作確認されているフットスイッチの 1 つである Boss FS-5U エクスプレッション ペダルを持っていました。 これを正しく動作させるには、Roland のナレッジ ベースを少し調べたり、YouTube チュートリアルを調べたりする必要がありましたが、一度動作するようになると、オンザフライで入力を切り替えるオプションが驚くほど自由になりました。

数時間いじってクリエイティブな接続を実行した後、Twitch に参加して、どのように機能するかを確認しました。 V-02HD Mk II はおおむね意図したとおりに動作しました。 機能させるために Streamlabs のテンプレートをいくつか変更する必要がありましたが、それほどひどい経験ではありませんでした。 カメラまたは Nintendo Switch からソフトウェアまでの目立ったキャプチャ遅延はありませんでしたが、もっと良いタイトルを選んでプレイすることもできたはずです。 ピクチャ イン ピクチャ モードでは、画面上のテキスト ボックスや操作が必要な項目を考慮できませんでした。 ただし、これはデバイスの問題というよりも「ユーザー エラー」です。

Roland Profession A/V の V-02HD Mk II は、マルチ入力キャプチャのための豊富な制御を提供する強力なコンテンツ作成デバイスです。 キャプチャされた信号を改善するためのさまざまなエフェクトと調整可能なオプションを備えた、ビデオ制作用のスイス アーミー ナイフです。 ただし、これらすべてには高額な費用がかかり、習得には時間がかかり、いくつかの制限があります。

現在のストリーミング環境は 1080p60 に固定されていますが、V-02HD Mk II の競合製品の多くは HDR、4K、およびそれ以上のリフレッシュ レートのパススルー オプションを提供しています。 コンテンツ作成キットの将来性を考えている場合、絶え間なく変化する技術情勢の中でこれらが存在しないことは抑止力になる可能性があります。 うまくいけば、これらのオプションが今後の V-02 ラインナップに登場するか、ローランドがこの世代で学んだことを次の世代に活かすことを期待しています。

それでは、大きな疑問は次のとおりです。Roland V-02HD Mk II は誰のためのものであり、それだけの価値があるのでしょうか? まずは価格の話から始めましょう。

V-02HD Mk.の価格は395ドル。 Elgato HD60 などとドルベースで比較すると、II は競合製品よりもかなり高額です。 しかし、コントロールのレイヤー、複数入力のオプション、オンボードエフェクトを投入すると、天秤は V-02HD Mk II に有利になり始めます。 V-02HD Mk II のオンボード トランジションとエフェクトの多くは最新の放送ソフトウェアにプログラムできますが、システム リソースを解放するオプションは常に優れたものです。

それで、これは誰のためのものですか？ Roland V-02HD Mk II は、小さな設置面積を維持しながら複数の FHD 信号を同時に処理できるデバイスを探しているコンテンツ クリエイター向けです。 これは、Nintendo Switch などのシステムからビデオをキャプチャし、ストリーミング PC の作業負荷を軽減するのに最適な組み合わせです。 Roland の AeroCaster Switcher アプリと組み合わせることで、V-02HD Mk II は最小限の機材でロケ撮影を行う可能性を広げ、概念的なものと実際のものとの間の障壁を取り除きます。

私にとって、それによってどのような可能性がまだ生み出されるのかを見るのが待ちきれません。

ボラとエル カミーノの全盛期に技術先進的な家庭に生まれたダミアンは、2017 年に MMORPG.com チームに加わり、ハードウェアとゲームのレビューを担当したり、プレス プレビュー イベントの取材を担当しました。 彼は、World of Warcraft、RIFT、Guild Wars 2、Destiny シリーズなど、長年にわたって数多くの MMO に参加してきました。MMORPG.com で執筆していないときは、ダミアンは誰とでも話すのが大好きな本業の牧師です。人生、神、ビデオゲームに興味があります（順不同）。 彼はまた、MMORPG ライター仲間の Matt Keith とのこれらの会話に特化したポッドキャスト「Roll The Level」を共同主催しています。